@KazuhiroSoda 城山三郎風に言えば「嫌中にして嫌韓だが保守でも愛国でもない」か。
— 南青山(「沈黙はファシズムの承認」) (@minami_aoyama) 2015, 7月 28
ネトウヨの定義だけど。
確かにそうだろうけれども、これで愛国まで持ち出された日にゃあ、たまらんぜ。
アンブローズ・ビアス『悪魔の辞典』での愛国心の定義。
英語は著作権が切れてるから、そのまま転載:
Combustible rubbish ready to the torch of any one ambitious to illuminate his name.
In Dr. Johnson's famous dictionary patriotism is defined as the last resort of a scoundrel. With all due respect to an enlightened but inferior lexicographer I beg to submit that it is the first.
わたくしなりに翻訳すると:
野心を持つ者が自分の名を輝かせるためのタイマツにうってつけの、燃やせるゴミクズ。
ジョンソン博士の有名な辞書で愛国心は、ならず者の最後の拠りどころと定義されている。教えを受けながら恐縮であるが、未熟者の辞書編纂者としては、最初の拠りどころと申し上げたい。
ずいぶん回りくどく丁寧な言い回しで分かりにくいが、要するにビアスは愛国心を、
ならず者の最初の拠りどころ
と定義しているのだ。
ったく愛国まで持ち出されちゃあ、たまったもんじゃないぜ。