オナカとメンタルの問題いろいろあって。
ケミカルなクスリばかりという訳にもいかんだろう、と
ハーブやスパイスいろいろ勉強してきました。
アロマテラピーについても、ずいぶん突っ込んで勉強したし。
ストレスフルなので、安眠のため柑橘系とマジョラムがメイン。
鎮静にはラベンダーが良いと言われるけど、個人的には好きじゃない。
冬場はノド鼻のケアのためティーツリーを使う。
いま手持ちの料理用のハーブ・スパイスをひっくりかえしてみると…
日常的に使ってるのはクミン、カルダモン、コリアンダー、
フェンネル、花椒、日本山椒。あとオレガノとローズマリーの乾燥粉末。
冷蔵庫で保存してます。数年間は保つ。
いちばん使うのはフェンネルだなあ。
マメ類(さやいんげん等を含む)、豆腐、それと鮭に合うから。
カレーっぽい風味にするためには、
クミン・カルダモン・コリアンダーの3つで足りる。
日本のカレーはウコン(ターメリック)を使い過ぎ。
日本カレーは3割以上ターメリックを使ってるけど、
インドでそんなにターメリック使うのはベジタリアンな料理であって。
肉モノにウコンは1割程度の配合…
実際わたしもカレーっぽいのを自分でスパイス配合で作り始めたころ、
ウコンを使ってみたりしたけど、次の日に体調が良くなかったりで。
結局、ウコンは使わなくなった。
実はウコンには春ウコンと秋ウコンがあって、
カレーのターメリックはマイルドな秋ウコン。
健康食品のは苦い春ウコン。
母がまだ元気なころ、
健康食品の春ウコンを買ったは良いけど結局は使わなくて冷蔵庫に放置。
仕方がないから私が料理に使ってみたけど、味としてダメだったし、
体調にも良い方に作用しなかった。
少なくとも私にウコンは合わない。
熊本名物・辛子蓮根の衣が黄色いのはウコンだけど、
一説によればアレは殿様のための薬膳料理で。
殿様が貧血で、侍医がレンコンを勧めた。けれども殿様は
「そのような泥まみれのモノを食するのはイヤじゃ」
とか何とかダダこねた。
困った侍医が料理人とあーでもないこーでもないと議論して、
現在の形の辛子蓮根を考案したとか何とか。
レンコンはミネラル、特に鉄分が多いので
貧血に良いのは当たり前。
ウコンは血のめぐりを良くする作用があるので、
色づけを兼ねて配合したのだろう。
それにしたって熊本で辛子蓮根が
家庭で日常的に食されることは少ない。
ウコンというのは、その程度のモノなのである。
それを、健康に良いからって
ドリンクやらタブレットやらの健康食品とするのも何だかなあ、と思う。
自分にゃ合わないから使いませんが。
そいで昨今、日本にやってくる中国人観光客の、いわゆる「爆買い」で
ウコンのドリンクやらサプリメントが、その爆買いの対象になっているという。
「神薬」だとさw
んまあ中国じゃあカンペーカンペーだしね。
それにしたって現代の中医学でも、
日本のサプリメントみたいな使い方は想定していない訳であって。
これまた良くわからない…