2016年にもなってWindows 7 SP1 をインストールしたらWindows Updateでエラい目に遭った。

パソコンが死んだのでツクモBTO買った。BTOSSDとHDDと両方のせられるのってツクモぐらいしかないので。OS は Windows 7 x64 SP1 にした。MS Office は 2010 のリテール・パッケージを持ってたので、これをそのまま使うことにした。

 

そしたらまあ、Windows Updateで四苦八苦。とにかく進まない、終わらない。

 

そりゃMicrosoftWindows 10を売りたいのだから、2016年にもなってWin7なんて知らんという話。

 

いろいろ苦労して、なんとか動くようになった。ちょっとひどかったので、ブログにまとめることにする。

 

ステップ1 とりあえずロールアップを適用する

 

ふつうに Windows Update かけると240件とかになるので、ある程度まとまったロールアップを適用する。

 

www.atmarkit.co.jp

ステップ2 Internet Explorer を 11 にあげる

この状態だと IE は8のまま。ところが現状の Windows UpdateIE が 11 でないと動かない。だから IE を 11 にあげる。ついでにパッチもあてる

 

ステップ3 いくつかのパッチを手動で適用する

 www.softantenna.com

いちおう、適用すべきパッチを羅列しておく:

 

KB3177725
KB3168965
KB3145739
KB3078601
KB3164033
KB3109094

 

ステップ4 Windows Update エージェントを最新にする

ステップ3のリンク先にも書かれているけれども、これが最新とは限らないので、最新のエージェントを探してインストールする。「windows update エージェント」でぐぐればよい。

 

ステップ5 Windows Update をかける

これで Windows Update がマトモに動く、はず。終わったら Windows 7 自体の作業はおしまい。

 

多くのブログは、C: がSSDでもUsersなんかは HDD に移す必要なしと書いてるけれども、SSD が HDD より寿命が短いのは如何ともしがたい事実。私としては C: には Windows 本体と関連ファイル、セキュリティソフトだけ置いといて、Usersは HDD へ移動する。こうした作業は、ここで行う。Users の移動方法は以下のブログが最もわかりやすい:

taiseiko.blog.so-net.ne.jp

これが終わったら Microsoft Office も HDD へインストール。

 

ステップ6 Internet Explorer を 8 に戻す

この状態だとWindows Update で Office のアップデートができない。恐ろしいことに Windows Update で Office のアップデートを可能とする設定は IE が 8 でないとできない!だから IE を 8 に戻す…別に難しいことではなく、IE 11 をアンインストールして再起動すれば 8 に戻る。

 

ステップ7 Windows Update で Office のアップデート設定を行う

この状態で Windows Update を動かすと、Windows Update で Office のアップデートを行う設定ができる。その設定だけ行い、Office のアップデート自体は行わない

 

ステップ8 Internet Explorer 11 をインストール

 

インストール後、再起動しない!

 

ステップ9 Windows Update を起動して更新を確認する

 

これで Office のアップデートができる、はず。

 

やれやれ…

 

 

 

 

 

夜のお菓子…

ジャスコ…いまイオンというのか。イオンの食品フロアで買い物してて、ふと頭によぎったコトバ:

 

成人菓子

 

例の「うなぎパイ」が夜のお菓子を標榜してて、うなぎパイVSOPは真夜中のお菓子だそうだけれども、なんかスケベだ。公式には一家団欒だのといった、あたりさわりのない美辞麗句?でもって売られている訳だが。

 

しかし、そのものスバリでスケベな成人向けのお菓子というのは、そんなに知らないなあ。

 

 

ないじゃあ、ない。愛知県に田縣神社(たがたじんじゃ)ってのがあって、これが男根祭りをやる、そのお祭りでは男根状のロリポップのキャンディやらチョコレートやらが屋台で売られる。

 

田縣神社は男根崇拝だが、モノゴトすべて陰陽あり。男根崇拝の田縣神社は、実は女陰崇拝の大縣神社(おおあがたじんじゃ)とセットになっている。当然のように、大縣神社は女陰祭りをやるのであって、田縣神社と同様に女陰状のロリポップのキャンディが屋台で売られる。

 

 

しかし、日常的に公然とスケベなお菓子が売られるなんて話は、とんと聞かない。

 

 

"vagina cupcakes" でぐぐれば、女陰状のカップケーキのレシピやら画像やらが山とヒットする。しかし、公然と売られているのではなく、あくまでも「ひそかに」手作りするものである。

 

 

出所不明だけど、ビートたけしが言ってたっけな(なんかの著書のどっか)。グルメ番組はイヤだって。おクチもぐもぐでウンチク垂れるのは、セックスを公開するみたいで嫌いだとか何とか。確かにたけしがグルメ関係のモノに出演したのを見たことはないな。

 

味覚と性的感覚の類似性というのは、ブリア=サヴァラン『美味礼讃』の冒頭にあったように覚えている…手元にないので確認できないけど、性的感覚は別建てで論じなければならない、みたいなことが書かれてたっけ。

 

 

ムダな誇張は日本文化の表現手法のひとつであって。浮世絵にせよ、男根やら女陰やらを巨大に描いたりした。かといって、そういうのは言わば秘図であり、おおっぴらにひけらかすもんじゃあない。

 

その一方でオタクが読むようなマンガ雑誌では、ありえない巨乳の女性が描かれてたりするし、そういう、ありえない巨乳の女性のアニメ絵をあしらった食品が公然と売られていることは確かだ…私は高速道路の、とあるパーキング・エリアで見たことがあるけれども、どこのパーキング・エリアで、どういう食品であるかは、内緒だ…地元の人たちも「これは町おこしになるのか?」という疑問でいっぱいらしいから。

 

あえて言えば、そうしたモノで、お菓子にカテゴライズされるモノが「成人菓子」と呼べるのかも知れない。けれども、なかなか公然とは売れんわな。

 

 

これまた典拠が示せないけれども、故・辻静雄の著作で、復刊ドットコムから出たシリーズの中に、かなりあざといデザートがあった。

 

何て店だか知らんが、パリのどこぞのレストランの主人が意地悪で。年配の男性&妙齢の女性というカップル…フランスだからアベックになるのか。そういうアベックにデザートで、女性客に対してのみ、男根状に固めたアイスクリームを出す、それもスプーンなどナシで、だ。女性客がどのようにして食せねばならないかは、これを読んでいる人の想像通り(だと思う)。

 

この著作集は昭和40~50年代の文章なので、21世紀の読者は割り引いて読まなければならない。そのレストランが今でもそのようなアイスクリームを女性客に出しているかどうか、極めて微妙なところ。

 

 

それにしても…うなぎパイは別格として、白昼堂々かつ公然と売ることのできる成人向けのお菓子というものは、成立しうるものなのだろうか?なんかアイデアないかなあ…

 

「熟成肉」と腐った肉

www.iza.ne.jp

 

オニクの卸売業者さんたちの話を聞く機会があって。当然のように熟成肉が話題にのぼる。皆さん、一様に否定的だった。

 

色々いわれているが、熟成肉も腐った肉も、同様に細菌が繁殖するのである。それが腐る方向に動くか、オニクがおいしくなる方向に動くかの違いでしかない。どちらも細菌の繁殖に変わりはないのである。

 

卸売業者さんにとっては、イチにもなにも、とにかく徹頭徹尾、衛生管理と安全性が問題なのであって。

 

だから卸売業者さんの感覚からすれば、熟成肉を扱うためには、普通のオニクとはまったく別に熟成肉専用の施設と設備をこしらえなければならない。オカネがかかる。しかも、量がはける訳ではない。これまったく、割に合わない。

 

個々のお肉屋さんとかレストランとかが扱う分には、まあ「自己責任」だから、それはそれで結構だけれども、卸売業者さんとしては、とてもとても手を出せる代物ではない…とのことだった。

 

無音の音楽について

www.cinematoday.jp

 

ほお。ジョン・ケージ4分33秒」を超えるか?

 

わたし4分33秒のコンセプトが嫌い。

 

ケージは、無響室に入ったとき

自分のカラダの音と神経系の音を聞いた驚きから着想を得たというけど、

アレは都会人の感性だ。

 

 

私の郷里はド田舎で。

実家で平日の真昼間、4km先の山の方にある鉄橋を渡る貨物列車のガタンゴトンが聞こえる。

 

とある夏、夜中に小用でトイレに立って用を足し終えて、

なんかショリショリショリショリという音が聞こえた。

何の音かと耳をすましたら、なんか窓の外から聞こえる。

窓を開ける。そこには柏の木がある。

 

どうも虫がいっぱい、たぶんアオドウガネが柏の葉っぱをかじる音のようだった。

 

そういう環境だからケージの驚きというのは、

イナカモンの私からすれば、ちっとも驚きじゃない。


 

いかに都会がうるさいか。

室内限定にしたって、エアコンを使わなくても、冷蔵庫の動作音が聞こえる。

屋外だって深夜も未明もクルマはいっぱい走るし、

音量は20デシベル以上ちがうんじゃないかな?

測ったことないけど。

 

事実、私の郷里には真空管アンプの工房がある。

そういう環境でなきゃ真空管アンプの良さなんてわかりゃしない。

 

だから、真空管アンプがどうのSACDがこうのと言う都会人って、なんだかなあと思う。

都会人はD級アンプでmp3音源を聴いてろっての。

ギターのアンプなら分からんでもないが。

 

 

そういうことなので4分33秒は私にしてみれば、どうにもスノッブに過ぎる。

 

 

この映画?音楽?は、そもそも聴覚障害者のだし。

なかなか興味深い。

 

ハインライン『夏への扉』を読んでみた。

 

いちお注意。ネタバレありです。

 

夏への扉[新訳版]

夏への扉[新訳版]

 

  

f:id:sakurahirosi:20151129151304j:plain

 

 これまであまりSF読んでない。

 

中学校んとき担任が学級文庫つくるって、手持ちの文庫本を山と持ってきて、これがすべて日本のSFだった。星新一とか、幻魔大戦より前の平井和正とか、そう いう短編集…ショートショートというのか。ぜんぶ読んだけど。大学に入って、外国のSFをつまみ読みした。J.P.ホーガンとか。古典と呼ばれるモノはオーウェル1984しか読ん でない。

 

んで、このトシになってポツリポツリと、外国の古典のSFを読みだした。ま、気分で。アシモフ『われはロボット』とか。ハインラインは『月は無慈悲な夜の女王』。

 

さてハインライン夏への扉』を買った。新訳版。日本のSF読みの間では人気があるけど、それ以外の人達の間ではそれほどでもないという。読んでみた…

 

びみょー。

 

主人公はダン。まずモノとしては、現代に引き直すとロボットのベンチャー起業家の物語になる。しかしベンチャー起業モノとしては、あんまりおもしろくない。ダンと、仕事のパートナーであるマイルズ&ベルとの確執が、ぜんっぜん物足りない。フェイスブックザッカーバーグを描いた映画『ソーシャル・ネットワーク』に比べても桁違いに、つまらない。

 

現在・未来の科学技術をガジェットに使うのがSFのお約束だろうけれども、これがまた何とも古臭い…というか、書かれた1957年時点では最先端だったかも知れないけれども、現代のロボット工学では大学の学部レベルの常識のことしか出てこない。ロボットの駆動・制御をやるパーツにしたって、いまどきアキバで普通に売ってるモノしかないもんね。

 

ロボットをコントロールするコンピュータ類は?と読んでたら「トーセン管」なんて訳わからん素子が出てきて、はらほろひれはれ。トランジスタは出てくるので調べたら、ICの登場は1960年代。仕方がないからトーセン管なんて素子(どうせ真空管の類)を持ち出したんだろうけれども、『われはロボット』の陽電子頭脳ほどの説得力もない。

 

んでダンがマイルズとベルにハメられて、1970年から30年間のコールドスリープ→目覚めたら昔の記憶と現状が食い違ってる→マッド・サイエンティストと出会って、過去へ行くのか未来へ行くのか分からないタイムマシンで30年飛ばしてもらった→運良く30年前に飛べて、いろいろやった→また30年間のコールドスリープ、そして大団円。うーん…

 

その大団円というのが、1970年の時点で11歳だったマイルズの義理の娘であるリッキーと結婚というもの…このへんの経緯が、さっぱり分からない。とにかくダンがタイムマシンで1970年に戻ったとき、21歳になったらコールドスリープに入って2000年まで僕を待ってておくれと頼んだ訳で、リッキーはそれに応じたのだけど、これがぜんっぜん分からない。

 

1970年の時点でダンは30歳、リッキーは11歳。まあ、ロリである…とは言え、性愛の対象としてのロリではなく、「おままごと」のレベル。そんなら純愛ロリ物語として成立しているかというと、ふたりの関係の書き込みがまったく足りず、ベル(性悪な詐欺女)に対してリッキーが焼き餅を焼くぐらいのことしか書かれてない。リッキーがダンの頼みを律儀に守って21歳になってコールドスリープに入ってダンを待ってくれた理由が、まったくわからない。(純愛)ロリコン小説としても成立していない。

 

ネコ小説とも呼ばれるそうだけれども、言うほどネコ(ピート、別名ペトロニウス)は出て来ないし、ネコが重要な役割を果たしているでなし、ネコへの偏愛が見られるでなし。とうていネコ小説とは呼べない。

 

ま、凡作です。筒井康隆時をかける少女』はラベンダーの香りでメゲる私だけれども(数年前に図書館か本屋かどっかで手に取ってみたけど、やっぱりラベンダーの香りのとこで棚に戻した)、こいつは、とりあえず通して読める。

 

あえて良い点を挙げれば、主人公のダンの、一般顧客が家庭用ロボットに求めるモノが何であるかの分析が的確であること。エンジニアとしてダンは優秀である…この一点しかない。

 

曽野綾子の『太郎物語』みたいなもんか。

 

前のエントリのサンプル・データ

2014/10/23,982,982,952,952
2014/10/24,946,1018,946,1016
2014/10/27,1005,1005,957,957
2014/10/28,955,955,939,954
2014/10/29,969,992,969,987
2014/10/30,965,965,951,952
2014/10/31,923,925,906,925
2014/11/04,1093,1159,1093,1159
2014/11/05,1153,1153,1074,1074
2014/11/06,1063,1111,1063,1111
2014/11/07,1120,1128,1086,1090
2014/11/10,1082,1082,1047,1047
2014/11/11,1050,1066,1048,1066
2014/11/12,1075,1078,1068,1078
2014/11/13,1101,1163,1101,1163
2014/11/14,1157,1185,1157,1185
2014/11/17,1171,1237,1171,1237
2014/11/18,1353,1353,1273,1273
2014/11/19,1319,1356,1319,1338
2014/11/20,1343,1347,1341,1344
2014/11/21,1307,1331,1307,1309
2014/11/25,1353,1386,1353,1369
2014/11/26,1379,1395,1358,1395
2014/11/27,1374,1374,1358,1358
2014/11/28,1371,1375,1345,1349
2014/12/01,1347,1352,1304,1304
2014/12/02,1318,1341,1318,1332
2014/12/03,1366,1419,1362,1419
2014/12/04,1408,1421,1391,1421
2014/12/05,1426,1426,1352,1384
2014/12/08,1377,1377,1229,1229
2014/12/09,1275,1356,1275,1356
2014/12/10,1386,1400,1359,1360
2014/12/11,1385,1410,1361,1361
2014/12/12,1394,1485,1394,1485
2014/12/15,1495,1575,1495,1530
2014/12/16,1586,1708,1586,1708
2014/12/17,1792,1813,1779,1813
2014/12/18,1810,1837,1810,1837
2014/12/19,1826,1833,1810,1810
2014/12/22,1813,1816,1704,1704
2014/12/24,1696,1699,1654,1699
2014/12/25,1711,1722,1680,1682
2014/12/26,1690,1690,1625,1649
2014/12/29,1660,1668,1623,1623
2014/12/30,1682,1682,1607,1607
2015/01/05,1627,1638,1621,1638
2015/01/06,1641,1641,1615,1615
2015/01/07,1596,1614,1584,1614
2015/01/08,1582,1582,1511,1573
2015/01/09,1575,1579,1573,1579
2015/01/13,1521,1558,1521,1558
2015/01/14,1562,1567,1515,1515
2015/01/15,1494,1539,1483,1488
2015/01/16,1461,1461,1431,1438
2015/01/19,1481,1553,1481,1553
2015/01/20,1588,1593,1536,1536
2015/01/21,1549,1549,1541,1541
2015/01/22,1498,1527,1484,1527
2015/01/23,1496,1552,1496,1552
2015/01/26,1538,1568,1538,1568
2015/01/27,1547,1556,1536,1556
2015/01/28,1535,1535,1487,1487
2015/01/29,1534,1543,1522,1543
2015/01/30,1519,1524,1478,1478
2015/02/02,1520,1541,1509,1509
2015/02/03,1528,1528,1503,1511
2015/02/04,1497,1497,1477,1477
2015/02/05,1475,1517,1475,1509
2015/02/06,1352,1366,1352,1360
2015/02/09,1373,1373,1326,1359
2015/02/10,1361,1406,1361,1399
2015/02/12,1423,1447,1421,1447
2015/02/13,1442,1442,1379,1405
2015/02/16,1420,1420,1371,1371
2015/02/17,1341,1357,1333,1341
2015/02/18,1327,1327,1264,1264
2015/02/19,1259,1259,1169,1169
2015/02/20,1210,1222,1210,1222
2015/02/23,1234,1234,1208,1229
2015/02/24,1199,1283,1199,1283
2015/02/25,1298,1298,1282,1282
2015/02/26,1289,1289,1215,1239
2015/02/27,1264,1284,1229,1229
2015/03/02,1205,1224,1195,1195
2015/03/03,1218,1218,1071,1071
2015/03/04,1055,1055,1014,1014
2015/03/05,1018,1067,1018,1044
2015/03/06,1105,1151,1105,1141
2015/03/09,1170,1170,1125,1125
2015/03/10,1129,1129,1073,1095
2015/03/11,1101,1101,1052,1052
2015/03/12,1083,1121,1079,1121
2015/03/13,1112,1112,1090,1091
2015/03/16,1170,1189,1128,1167
2015/03/17,1143,1192,1139,1192
2015/03/18,1242,1253,1242,1242
2015/03/19,1299,1318,1247,1247
2015/03/20,1302,1302,1214,1214
2015/03/23,1194,1194,1170,1170
2015/03/24,1175,1266,1175,1228
2015/03/25,1268,1287,1268,1287
2015/03/26,1240,1270,1240,1270
2015/03/27,1297,1395,1297,1395
2015/03/30,1397,1397,1368,1394
2015/03/31,1416,1423,1412,1415
2015/04/01,1438,1460,1433,1460
2015/04/02,1455,1541,1455,1541
2015/04/03,1546,1578,1538,1578
2015/04/06,1570,1570,1520,1539
2015/04/07,1549,1559,1477,1477
2015/04/08,1504,1519,1486,1486
2015/04/09,1472,1521,1412,1501
2015/04/10,1476,1530,1476,1530
2015/04/13,1532,1532,1510,1510
2015/04/14,1527,1654,1527,1654
2015/04/15,1658,1729,1658,1729
2015/04/16,1763,1775,1763,1775
2015/04/17,1774,1786,1723,1786
2015/04/20,1776,1776,1721,1721
2015/04/21,1711,1711,1634,1669
2015/04/22,1678,1729,1678,1729
2015/04/23,1759,1808,1759,1808
2015/04/24,1784,1823,1778,1823
2015/04/27,1835,1850,1834,1850
2015/04/28,1848,1885,1842,1885
2015/04/30,1891,1891,1858,1858
2015/05/01,1870,1921,1870,1921
2015/05/07,1944,1951,1934,1934
2015/05/08,1900,1944,1900,1919
2015/05/11,1949,1949,1888,1947
2015/05/12,1942,1967,1875,1875
2015/05/13,1877,1877,1832,1832
2015/05/14,1821,1844,1821,1821
2015/05/15,1829,1929,1829,1917
2015/05/18,1908,2001,1908,1927
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2015/05/20,1961,2014,1960,2014
2015/05/21,2041,2063,2041,2063
2015/05/22,2053,2063,2053,2063
2015/05/25,2103,2103,2087,2087
2015/05/26,2110,2153,2086,2142
2015/05/27,2156,2156,2120,2120
2015/05/28,2120,2154,2120,2146
2015/05/29,2162,2214,2162,2214
2015/06/01,2207,2229,2184,2218
2015/06/02,2275,2303,2275,2298
2015/06/03,2303,2324,2301,2324
2015/06/04,2314,2314,2279,2286
2015/06/05,2290,2330,2290,2330
2015/06/08,2326,2358,2322,2322
2015/06/09,2320,2357,2320,2357
2015/06/10,2366,2369,2327,2369
2015/06/11,2385,2385,2371,2371
2015/06/12,2362,2362,2265,2265
2015/06/15,2255,2335,2255,2335
2015/06/16,2328,2354,2280,2354
2015/06/17,2323,2365,2323,2365
2015/06/18,2381,2409,2376,2402
2015/06/19,2336,2336,2309,2329
2015/06/22,2329,2351,2289,2289
2015/06/23,2260,2278,2241,2241
2015/06/24,2287,2288,2263,2263
2015/06/25,2245,2245,2170,2170
2015/06/26,2162,2162,2081,2081
2015/06/29,2083,2086,2075,2086
2015/06/30,2064,2101,2064,2101
2015/07/01,2093,2120,2093,2120
2015/07/02,2120,2212,2120,2168
2015/07/03,2159,2196,2159,2196
2015/07/06,2170,2170,2077,2080
2015/07/07,2074,2091,2074,2078
2015/07/08,2066,2080,2066,2080
2015/07/09,2103,2117,2083,2117
2015/07/10,2102,2110,2095,2106
2015/07/13,2164,2164,2046,2046
2015/07/14,2034,2092,2034,2037
2015/07/15,2009,2009,1933,1933
2015/07/16,1922,1922,1911,1911
2015/07/17,1876,1876,1793,1793
2015/07/21,1766,1813,1766,1813
2015/07/22,1824,1874,1791,1874
2015/07/23,1793,1815,1793,1811
2015/07/24,1832,1832,1815,1819
2015/07/27,1825,1826,1802,1806
2015/07/28,1784,1786,1784,1786
2015/07/29,1803,1824,1803,1824
2015/07/30,1816,1831,1815,1815
2015/07/31,1865,1880,1865,1880
2015/08/03,1920,1934,1916,1918
2015/08/04,1910,1927,1906,1921
2015/08/05,1935,1935,1868,1886
2015/08/06,1874,1874,1799,1803
2015/08/07,1743,1743,1695,1731
2015/08/10,1737,1737,1687,1687
2015/08/11,1689,1691,1674,1682
2015/08/12,1672,1674,1660,1660
2015/08/13,1676,1785,1676,1785
2015/08/14,1778,1785,1762,1762
2015/08/17,1833,1833,1791,1797
2015/08/18,1838,1871,1838,1871
2015/08/19,1846,1871,1846,1869
2015/08/20,1853,1853,1845,1846
2015/08/21,1824,1852,1789,1841
2015/08/24,1843,1853,1798,1802
2015/08/25,1804,1804,1770,1770
2015/08/26,1791,1791,1772,1772
2015/08/27,1762,1778,1762,1778
2015/08/28,1773,1774,1739,1773
2015/08/31,1753,1760,1753,1758
2015/09/01,1768,1820,1768,1811
2015/09/02,1830,1870,1830,1870
2015/09/03,1869,1903,1867,1903
2015/09/04,1909,1909,1875,1875
2015/09/07,1854,1854,1767,1821
2015/09/08,1854,1921,1854,1921
2015/09/09,1928,1951,1928,1951
2015/09/10,1951,1951,1892,1899
2015/09/11,1895,1949,1895,1949
2015/09/14,1949,1949,1852,1852
2015/09/15,1834,1856,1834,1856
2015/09/16,1868,1868,1839,1864
2015/09/17,1880,1895,1817,1817
2015/09/18,1811,1841,1811,1841
2015/09/24,1842,1842,1736,1736
2015/09/25,1740,1740,1687,1720
2015/09/28,1716,1716,1679,1679
2015/09/29,1580,1580,1562,1562
2015/09/30,1561,1588,1561,1565
2015/10/01,1486,1583,1486,1583
2015/10/02,1640,1702,1622,1702
2015/10/05,1678,1699,1677,1695
2015/10/06,1795,1868,1795,1856
2015/10/07,1859,1891,1859,1868
2015/10/08,1884,1884,1785,1785
2015/10/09,1772,1796,1772,1796
2015/10/13,1865,1865,1854,1857
2015/10/14,1859,1859,1833,1833
2015/10/15,1793,1842,1793,1831
2015/10/16,1856,1856,1786,1795
2015/10/19,1860,1870,1849,1849
2015/10/20,1847,1847,1819,1819
2015/10/21,1863,1863,1769,1769
2015/10/22,1775,1781,1772,1772
2015/10/23,1769,1790,1769,1790
2015/10/26,1784,1786,1707,1707
2015/10/27,1768,1812,1768,1811
2015/10/28,1815,1833,1804,1833
2015/10/29,1804,1810,1804,1810
2015/10/30,1852,1864,1833,1864

 

エクセルでローソク足に折れ線グラフを乗せる。

こないだ証券会社の若い人(3年目)としゃべってたら

「我々はあてがわれたツールを使うだけですから」

なんて言ってた。
確かに現場の営業の人がいちいちエクセルでチャートつけても始まらない。

わたしゃ日経平均一目均衡表®をエクセルで付けてるんだがな。


エクセルのグラフでローソク足と折れ線グラフを
同時に表示するのは難しい。かなり微妙なコツが必要。


ここできちんと、エクセルで
ローソク足に折れ線グラフを乗せる方法を説明します。

私のエクセルは2010。



2014/10/23~2015/10/30の250営業日分、
ソレっぽいデタラメなサンプルデータをこしらえた。

サンプルデータは、これの次のエントリに書きます。

これに13週線と26週線を作って、
ローソク足に2つの移動平均線を表示させてみます。



以下、説明文の次に画像という順番とします。



ご覧のとおりA列が日付、B-E列が四本値ね。

f:id:sakurahirosi:20150923163916j:plain


これが250日分あって、最終日が2015/10/31日。

f:id:sakurahirosi:20150923163917j:plain



とりあえず13週線を作ってみる。

1週間=5営業日として13週だから、
5×13=65と、65日分の平均を取るんだそうな。
最終日のF列にAVERAGEで過去65日の平均を作ればよい。

f:id:sakurahirosi:20150923163918j:plain


できたら上方向にビーって引っ張ってやればいい。
微妙なエラーが出るけど、いちいち気にしない。
あとF64より上に #REF! エラーが出るけど
これは65個の平均出す式(関数)なのに、
それより少ない個数の数字しかないぞって話。これは削除。

f:id:sakurahirosi:20150923163919j:plain



G列に26週線を作る。
これまた5×26=130で、130日分の平均を取る。
13週線と同様、最終日のG列にAVERAGEで過去130日分の平均を作る。

f:id:sakurahirosi:20150923163920j:plain


出るエラーの処理は13週線と同じなので、処理は省略。



とりあえず2015/7/1~10/30のローソク足を作ってみよう。

f:id:sakurahirosi:20150923163921j:plain



ここから重要なポイント&伏線。

値動きが上に寄って見にくいので、このグラフの場合
縦軸の表示範囲を1,000~2,500にしよう。

グラフの縦軸を右クリックしてメニューを表示させ、
「軸の書式設定」を選択する。

f:id:sakurahirosi:20150923163922j:plain



「軸のオプション」の設定項目のうち、
最大値と最小値を「固定」にして、
数値をそれぞれ1,000と2,500にする。

f:id:sakurahirosi:20150923163923j:plain


できたら「閉じる」をクリック。
これでまぁ何とかソレっぽいローソク足が描けました。

f:id:sakurahirosi:20150923163924j:plain


重要なポイント&伏線は、以上。



これにまず13週線を乗せる。

マウスのポインタをプロットエリアにもってって右クリック。
メニューの「データの選択」をクリック。

f:id:sakurahirosi:20150923163925j:plain


普通に「系列の追加」をクリック。

f:id:sakurahirosi:20150923163926j:plain


「系列値」をクリック。

f:id:sakurahirosi:20150923163927j:plain


13週線はF列だから、そこの7/1~10/30分のデータを選択する。

f:id:sakurahirosi:20150923163928j:plain



あとは[OK]

f:id:sakurahirosi:20150923163929j:plain


また[OK]

f:id:sakurahirosi:20150923163930j:plain


そしたらローソク足がなんか、うんにゃら~とヘンになる。

f:id:sakurahirosi:20150923163931j:plain


ローソク足のデータに13週線のデータが混ざるので、こうなる。


ここから踏ん張りどころ。

ローソク足の上へんとか下へんとかを丹念に探る。
そしたら「系列5」と表示されるポイントがある。

f:id:sakurahirosi:20150923163932j:plain


ここですかさず右クリックするとメニューが現れる。
よく見るとテンテンが表示されている。

f:id:sakurahirosi:20150923163933j:plain


メニューの「データ系列の書式設定」をクリック。

f:id:sakurahirosi:20150923163934j:plain



ここポイント。


「系列のオプション」の「使用する軸」で、
「第2軸」をクリック。

f:id:sakurahirosi:20150923163935j:plain


「線の色」が「線なし」になっているので(だから表示されない)
ほかのものを選択。ここで私は単色を選択します。

f:id:sakurahirosi:20150923163936j:plain


「閉じる」をクリックしたら、とりあえず13週線は表示された。

f:id:sakurahirosi:20150923163937j:plain


けれども、なんかぶわーんとふくれた感じになってる。
おかしい。

ここまでの作業、実は右側に縦軸を設定して、
折れ線は右縦軸にしたがうように表示させたのだ。
でもこれ、おかしい。

縦軸をよく見て欲しい。

グラフの縦軸が左と右とにあって、
左の目盛りと右の目盛りが違っている。


左縦軸は、ローソク足用の目盛り。
んで折れ線の目盛りは右縦軸なのね。

だから左右の目盛りが合ってないと、表示がおかしくなる。



ここで復習。前の「重要なポイント&伏線」ってやつ。

最初のところで縦軸の表示範囲を1,000~2,500にした。
これは左の縦軸の表示範囲の話。

右の縦軸も、左の縦軸に合わせて
表示範囲を1,000~2,500にしなければ、
ローソク足と折れ線のスケールが合わない。


やり方は最初の(左)縦軸とおんなじ。
右の縦軸を右クリックしてメニューを出す。
そのメニューから「軸の書式設定」をクリック。

f:id:sakurahirosi:20150923163938j:plain


左の縦軸と同じく、「軸のオプション」の設定項目のうち、
最大値と最小値を「固定」にして、
数値をそれぞれ1,000と2,500にする。

f:id:sakurahirosi:20150923163939j:plain


できたら「閉じる」をクリック。
左縦軸と右縦軸の表示範囲が揃って、
ローソク足と13週線がきちんと表示されました。

f:id:sakurahirosi:20150923163940j:plain



これに26週線を追加するには、
普通にデータの選択で追加してやればいい。

f:id:sakurahirosi:20150923163941j:plain


26週線はG列なので

f:id:sakurahirosi:20150923163942j:plain


追加するだけで、新しい系列は右縦軸表示にしてくれます。
26週線も描けました。

f:id:sakurahirosi:20150923163943j:plain




これで移動平均線だけじゃなく
一目均衡表®やボリンジャーバンドなんかも
同じようにローソク足と同時に表示できます。

データの追加は、四本値を書き込んで
折れ線をその分だけ上からコピペして、
「データの選択」で増えた分だけ
セルの番地の数を増やしてやればいい。


ただ一目均衡表®みたいにローソク足&折れ線5本とか
系列が多くなってしまうと、
データの追加でエラーが出てしまう。

自分が使ってるExcel2010で一目均衡表®を作る場合、
だいたい半年分の表示が限界です。